海外の調査結果
32027人が答えたDJについてのアンケート調査の結果が結構面白かったので紹介。
デモグラフィックで分かりやすく表示されてるのでおすすめです。
さっそく気になった内容を抜粋していきたいと思います。
年齢層から収入まで
・年齢層
35~44歳がトップで
25~34が二位、
45~54が三位という結果。
海外はもう少し若年層が多いものだと思ってました。
・性別
90%以上が男性 という結果に。
思っている以上に男社会なんですかね。
・国、地域別
1位がアメリカ 2位がイギリス 3位がカナダ 4位がオーストラリア
そしてアジアでは上位の5位はフィリピン。
続く6位はドイツ、 7位はインド。
フィリピン、そんなにクラブカルチャーが強いのは意外でした。
・・・というかアメリカとの接点が多いのかもしれませんね。
Seratoはニュージーランドで生まれたのに、
意外とDJ文化は根付いてないのかな?とちょっと驚きました。
日本はかすりもしてません・・。
・家族
半数近くが未婚。
確かに独身のDJさんは多い気がします。
夜遊びする夫は嫌だ、という女性が多いんでしょうか笑
・全収入に対するDJ収入(コロナ以後)
1位は0%が7割、つまり7割の人が無償もしくは趣味でDJしてるということになります
2位は10%以下が2割
3位は11~25%が4%程度。
まあほとんどのDJが無償かもしくは軽いお小遣い程度でやってるという感じですかね。
76%~100%はあくまで2%ぐらい。
生活費を稼ぐ方はほんとに一握りということがわかります。
書いていたらきりがないので文章でざっくり気になるところを羅列。
・経験
4割が10年以上のベテランという結果。
1-3年が二位で18%、
3-5年が三位で12%ぐらい。
・コロナ以後、DJにかける時間が増えた方が多い
・自分自身で曲を作っているか?という質問に
40%の人がNo、でもやってみたい、というのは意外。
もっと音楽作っている人が多いのかと思ってました。
・楽器経験がないDJの方が多い
→楽器ができない人の受け皿になっているのかも?
・楽器ができる人の中での割合
ピアノが一位、ギターが二位、ドラムが三位、四位がなんとパッドドラム。
DJらしいですね。
ベースの不人気さったら・・・。
・セッティング
DJコントローラー∔PCが一位で50%.
CDJが二位で11%ぐらい。
レコードDJ専門は3%ぐらいというのが意外。
・メーカー
パイオニアが6割越えでスタンダードの証。
二位はNumark、三位はTraktor。
・PCブランド
一位はWindowsで6割、二位はMacで45%ぐらい。
日本でのApple人気は世界的にみると異常なんですかね。
・DJソフトウェア
Seratoが33%、Recordboxが31%ぐらいでセラートが優勢。
これも日本の状況からすると意外な感じ。
・DTMソフトはAbletonが一位。
・ジャンル
一位ハウス、二位ヒップホップ、三位EDMという感じ。
EDMが意外と多くて驚き。
ロックDJがそもそも順位にすら入っていないという・・。
・使っている音楽DLサイト/サービスはBeatportが一位
・使っているSNS
1Facebook 2 Instagram 3Youtubeという順位。
海外はやっぱフェイスブック強し、ですね。
DJのプラットフォームとしては、
1Facebook 2 Twitch 3 Instagram となります。
Twitchさすがの二位。
という感じでいろんな結果が公開されてます。
あくまでDJのウェブサイト上(Digital DJ Tips)でのアンケート結果ですが、
参考にできる部分は多少なりともあるかと。
興味のある方はぜひ。
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