【音声分離とサンプリング】
DJミックスの未来を大きく変える可能性がある、
「Virtual DJ(バーチャルVDJ)」というソフトについて書きたいと思います。
まずはこちらのYoutube動画を見てみてください。
Real time stem separation for DJs
なんと、
リアルタイムに音声分離させて、好きな音を抜き出してMixすることができます。
・ボーカルだけを抜き出して、アカペラ風にできる
・ベースだけを抜き出して次の曲とつなげる
・ビートだけを抜き出して即席ビートメイキング
などいろいろアイデアが浮かびますね~。
いままでのように、
無理してベースソロの部分とか、
ボーカルだけのところを探さなくても、
AIが自動でいらない楽器を排除してくれる、という優れもの。
色んな音がかぶりやすいロックから音を抜き出せるなら、
ロックDJの方は重宝しそうですね。(著作権とかややこしそう?)
これがいかにすごいことかは、
また別の機会に書きたいと思います。
Denonと連携
Virtual DJのソフトの料金は、
なんと基本無料で、
さらに機能を加えたいなら$49ドルの買い切り。
Denonとも連携を強化していくようです。
デノンの勢いもすごいですが、
PionneerのRecordboxもデノンに負けじと頑張ってほしいですね。
今後もヴァーチャルVDJ、Traktorやレコボ、Seratoのアップデートの動向も
チェックしていきたいと思います。
バーチャルDJといえば、
VRのジャンルでも新しいDJが生まれてきているので、
そちらの話もまたブログで書きたいと思います。
※追記: パイオニアのDDJ1000もVirtual DJ 2021のソフトに対応するとのこと。大手メーカーPioneerが採用したことで、今後もシェアが伸びるのではないでしょうか。
Serato DJにStem機能が搭載 - DJねじまきのレコードディグ日記
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